2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」感想 戦艦、歩兵、潜水艇……次は戦車だ!!!

「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」 オイルまみれになりながら、叫べ!撃て!! 最強の戦車アクション映画、ついにロシアから爆誕!! TANK!!! 恋しちゃったんだ 愛すべきバカ 戦車アクション 戦車ロジック 最後に TANK!!! 「ハンターキラー 潜航せよ」がカ…

「サタンタンゴ」感想 438分という上映時間は眠気と疲労、そして”体験”をもたらす。 ※重大なネタバレはなし

「サタンタンゴ」 上映時間438分。料金3900円。 人はなぜ、この異常な数値に魅力を感じるのだろう。 8時間という体験 なんといっても、この映画で最初に注目されるのはその上映時間。なんと438分(7時間18分)。さらに本作はその長い上映時間でわずかカット数1…

「スペシャルアクターズ」感想 上田慎一郎監督は観客の”違和感”を操る魔術師だ!

「スペシャルアクターズ」 カメ止めの大ヒット。 その次回作である本作に寄せられる期待、そして不安。 しかし本作はそんなアンニュイな気持ちを吹っ飛ばす、全身全霊自ら体当たりしているような、上田慎一郎監督の魅力たっぷりな快作だった!!! 小さな映…

「ジョン・ウィック:パラベラム」感想 ”美”と”ユーモア”の狂乱。もう”ガンフー映画”なんて、言わせない。

「ジョン・ウィック:パラベラム(2D字幕)」 ”美”と”ユーモア”。 2つの絶妙なセンスが、ジョンウィックという男を形成していく。 殺し屋業界に激震が走る! 犬も、剣も、馬も! ”独特のユーモア”と”美” ラストバトル 次回に続くけど… 最後に 殺し屋業界に激震…

「蜜蜂と遠雷」感想 蜜蜂は”蜜”の場所を知っている。

「蜜蜂と遠雷」 天才とは何か。 それに気づいた時、本当の天才が誰だったのかが見えてくる。 ピアノという楽器が紡ぐ音符の羅列を、なぜ僕達は1つの”音楽”として認識するのかを描く、大傑作。 四人の天才 コンクール審査員 蜜蜂と遠雷 世界は音楽に溢れてい…

「ホテル・ムンバイ」感想 ”何か”を守る為に立ち上がれる人々は、美しく気高い。

「ホテル・ムンバイ」 何かのために立ち上がる、この"何か"は人それぞれだけど、そのために立ち上がる人々こそ美しく気高い。堅実な演出の積み重ねが、ラストのあるシーンで爆発的に泣かせてくれる映画作品だった! ムンバイ同時多発テロ あらゆる視点 ゲス…

「ジョーカー」感想 彼の不幸な人生と奇妙なジョークは、観客をあらぬ方向に扇動していく…。

「ジョーカー(2D字幕)」 この映画を観たあなたは、もうジョーカーから逃れられない。 サクセスストーリー 笑え 狂気に惹かれる ジョーク 最後に サクセスストーリー ジョーカーといえばバットマンの敵役としてあまりに有名で、これまでも何度も映画化されて…

「宮本から君へ」感想 告白に”俺は、お前が、好きだ!”以外の言葉は要らない。まさに漢のための恋愛映画。

「宮本から君へ」 男とは、漢とは何か。 力が強かったら漢なのか。女にモテたら漢なのか。 この映画には、何が漢なのかが詰まっている!!! 宮本と靖子 漢の恋物語 やるしかない 叫べ!! 最後に 宮本と靖子 原作、ドラマ共に未見で正直この映画はスルー予…

「HELLO WORLD」感想 京都×SFの化学反応は、”セカイ系”の概念を覆す。

「HELLO WORLD」 散りばめられた伏線や固有名詞の数々には正直、朦朧としてしまう。けどそれこそ、仮想現実系SFの楽しみ方だと思ったり。 この映画はセカイ系の概念を覆す、究極のセカイ系映画だ!! タイムトラベル(?)×恋愛×落雷=……!? 異なる時間軸×救出…