「トランスフォーマー 最後の騎士王」感想!
テストも明け、夏休みに突入した私が観に行ったのは
「トランスフォーマー 最後の騎士王」
最初に、ネタバレ注意です!
今作に限らずですが、トランスフォーマーは良い意味でも、そして悪い意味でも長所がハッキリしているんですよ。その長所は”度肝を抜くような超絶アクション”!!
他の映画でも、長所一点張りの映画はありますが、トランスフォーマーは格が違う。もうその長所以外は一切無視!
その潔さは好き嫌いがハッキリするポイントなんだと思うんですが・・・
そんなわけで、今回は先に短所をあげて、それから長所を上げていきたいと思います!短所を語りつくすのも、この奇祭の楽しみ方なので。。。w
まずこの映画、長すぎる!!!上映時間160分超えって!!!??
話の大筋は杖の争奪戦なんだから、もっとタイトにできたはずでしょ!!てかこのシリーズ、もっとタイトにすれば、あのものすごいアクションシーンも疲れていない状態で満足できると思うのに。。。
いらない要素が多すぎる!!特に、アーサー王伝説を絡める必要なくない??あの要素のせいで話はよりわかりにくく、そして面白くもなくなってしまっていた気がする…
そしてこの映画、話運びもわかりにっくい!!「え!?なんでこうなったの!?」の連続になってしまうのは、シリーズ恒例だけど、今作はより多い気がした・・・
たとえば、冒頭にケイドがTRFに取り囲まれ制圧されるシーン。普通、TRFがケイドの居場所を見つけるカットや、ケイドがエンジン音を聞いて身構えるシーンなんかがあってからの制圧、だけどこの映画ではケイドが歩くシーンの次にはもう制圧されてるんですよ。
ほかにも、終盤にスクィークス(イザベラと一緒にいるあの青いのです)が行う作戦は、普通、スクィークスだけができる作戦なんだからスクィークスの見せ場になるはずなのに、もうカット後すぐに砲台を破壊してるんですよ!え!?見せ場は!?なんでこの展開入れたの!?
また、オプティマスの裏切りという今作の大筋も、完全に生かしきれてない!!!
オプティマスが裏切り、最後にバンブルビーの一言で戻ってくるなら、映画の最初のほうから裏切ったオプティマスとバンブルビーが対峙していないと、「帰ってきたぁぁぁ!!!」という面白さが生まれないし、ラストまでこの両者の対決を取っておくなら次回作にオプティマスの帰還は置いておくべきでしょ!この話の大筋は杖の争奪なんだから!!
そのほかにも、今作はトランスフォームシーンが雑になっていたり、メガトロンが前作から変わりすぎとか、そもそもケイドがなんであんな立ち位置になっているかもわからんとか、そもそもWW2しかりアーサー王伝説しかり、トランスフォーマーたちが人間同士の戦争に加担するのはどうなの?とか色々言いたいことはありますが、言い出すとキリがないので以上!
ささ、この映画の長所の話にしましょう!
もちろんアクションは迫力があります。しかも今作は、最後にやっと米軍と協力して戦闘を行うのでそのあたりのカタルシスは生まれてて面白い!!
いつもはスベリぎみのギャグも、今作は面白いのが多かった!特にコグマンあたりのギャグは最高でしたw
でも今作で1番好きだったのは、メガトロンが解放した奴らの紹介シーン!なんだろう、このバカっぽいセンスが良いwマイケルベイのペイン&ゲインを思い出すシーンでした・・・w(ペイン&ゲイン、最高の映画なので見たことない方は是非。。。w)
色々言ってきましたが、この映画はこうやって良いところも悪いところも語り合うのが面白いと思うので、ぜひ映画館で見てみてください!!!次回は蜘蛛男!?