「ライフ」感想!短めです

お久しぶりです!試験期間も重なってなかなか映画館に行けていないんですが、今回見てきたのは
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満足度は4!!!面白かった!!!


まず、私はホラーが苦手なんですよ!!それもびっくり系が特に…
よくある無音からのドーーン!!が苦手で…
なのでこの映画を見る前はかなりビクビクしてたんです。予告からわかる通り、絶対びっくり系だし・・・と。
でも見てみると、びっくり要素はそこまで濃くない!!むしろ抑えめな王道って感じで見やすかった!!

この手の映画って、幾度となく見てきてそれこそパターンも決まっていて、そのうえびっくりもそこまでないなら何が面白いのか。
この映画の面白さは、いちいちロジックが上手い!!例えば、カルビン(火星の生命体サンプル)が襲い掛かるシーンは、熱探知のメーターが動いたり、物が動いたり、バルブを開いてのぞき込んだりと”ドキドキ”するパターンをいくつも見せてくれる。そのうえ、そのパターンが被っているようで巧みに被らないように作られていて、それでいてカルビンの登場パターンは王道の背後からドーーン!!!と王道。この巧みさと王道さで、本編中は一切飽きたり中だるみを感じませんでした!

そしてこの映画、B級王道で何度も見たような話なのに出演者が豪華!そして観客を飽きさせないようにこの出演者にも一工夫が!もう見た人ならわかると思いますが、この映画の第1犠牲者はかなりビックリすると思います。「え!?後半まで生きそうな人やったやん!!!」と。このおかげで、観てる側はもう誰が死んでもおかしくない。。。とかなり緊張感が保たれるんです。いやぁ、よくある手だけど上手い!!

それに登場人物たちの行動が常に裏目に出てしまうのも面白い!それこそ、劇中の隔離パターンのように、最悪のケースを常に考えてしまいましたw・・・最悪のケースといえば、この生物って冷静に考えるとどう頑張っても完全に駆除は無理なような気が・・・w




王道といえば、ラストも良い!そうそう!!こういうジャンルの映画のラストはこうじゃないと!!w
そのラストを終えて上映が終了すると、見ていた人たちは水を打ったかのように静かに、でも満足げで不思議な感覚が映画館を包んでましたwいいねぇこの雰囲気!!

そして自分も席を立ち、ふと手元を見るとなぜか血の跡が!!!!!!え!?なんで!?いつ!?
もしかしたら、カルビンが映画館にいたのかもしれません・・・・



もちろん、言いたいこともないこともない!それこそ、予告でモザイクしてまで隠していたカルビンのビジュアルのガッカリ感だったり、グロ表現が冒頭のあれが1番で後半に行くにつれてエグさはなくなっていたりしましたが・・・それもこれも、ジャンル映画なんだから、(ギリ)OK!!ってことで!

と、いろいろ語ってきましたがこの映画、観れば絶対ちょっと得した気分になれる良い映画なので、ぜひ観に行ってみてください!!こういうパニック映画は映画館でみないとですよ!!!