「リヴォルト」世界最速(??)感想!!!どんな映画か知らない人にこそ見てほしい!

やれ海賊の映画やら忍びの映画やらが公開されるなか、朝早くに家を出て「リヴォルト」観てきましたよ!!!

というのも、近所で上映している映画館がないのはもちろん、まさか電車を乗り継いで1時間ぐらいかけて、わざわざ行ってきましたwしかもその映画館では上映時間が朝の8時15分から!!早い!!!6時半には家を出ましたよ・・・

満足度は3です!

というかこの映画、宣伝も予告が1つ上がっているぐらいで、ほとんどされていないんですよね。その予告でもインデペンデンスデイ×第9地区とデカデカと宣伝しているので、てっきりこの2本の制作陣が手を組んだ的な飛んでも映画だと思っていましたwよく調べればわかるんですが、この映画は上記の2本とは直接的な接点はほぼありません!!!ジャンルがSFで地球侵略ものだからインデペンデンスデイ、SFでアフリカが舞台だから第9地区・・・ってことなのかなぁ・・・
なので第9地区のような映画を期待していくと肩透かしに合うかもしれないので要注意です!

ならこの映画、どんな内容なの?って人も多いと思います。
端的に言うとこの映画、超王道SFパニックものです!!!
話運びも展開も、必ずどこかで見たことあるようなものが続きます・・・なら何が面白いのか、それは”アフリカが舞台”という点です。
ほとんどのSFパニック物は、アメリカが攻撃されますが、CG技術の発達によりもうどのディザスターシーンも同じように見えてしまう。そんなマンネリを脱するべくなのか、今作での破壊シーン、そしてそのあとのロードムービーとしてのシーンはどれもかなり世紀末!!巨大なビル群がない代わりに、脆い家や砂埃を被った車など、なんとも泥臭い場所が次々と瓦礫の山となる破壊シーンは、今までにないほど乾いたバイオレンス描写になっていました。
王道SF×アフリカ
これこそがこの映画のキモであり、面白いところなんです!!



ここから本編の内容を少し含む感想です。(ラストのネタバレなど、大きなネタバレは一切ありません)
第9地区もそうですが、乾いたバイオレンスかつグロテスクなシーンと、アフリカの雰囲気があんなに合うなんて!!!冒頭の戦闘シーンや中盤の狩猟民族の戦闘シーンは、その面白さがMAXになり本当に最高でした!!!・・・ですが夜の戦闘シーン。これはなぁ・・・アフリカという舞台が生かし切れていない気がするんですよね。
話も、少しやりすぎな感じもしますがちゃんと伏線も回収していて良かった!この舞台での面白さを邪魔しないように、変に難しい設定は除いてるのかもしれません。
敵ロボットの造形も、エリマキトカゲ風でカッコイイ!!!もう少し攻撃パターンが欲しい感じもしましたが、大量に出てくるシーンは圧巻でした・・



この映画自体は、そこまで大傑作で後年まで受け継がれる映画じゃないのかもしれませが、アフリカという新たな舞台を発掘した、大きな一歩となる映画なのは間違いないので、SF好きな方は是非観に行ってください!!