ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2感想第2弾!!今回はネタバレ全開!!

ガーディアンズオブギャラクシー、もう皆さん見に行きましたよね!?え?観ていない??
何をしてる!!!!!!!!!

そんなわけで、前回はネタバレなしの感想でしたが今回はネタバレ全開の感想です!

普段、あまり何回も同じ映画を観には行かないんですが、そんな私がこの映画はもう3回も観てしまいました( ゚Д゚)!
IMAX3D、2D、4DX3Dと観たんですが、それぞれ個性が出ていたんですよ。

まず大前提として、1番オススメなのはIMAX3Dです!3D演出も前作より増えているし、何より画角が26%増しなので余すことなくこの映画を楽しめます!さらに監督のお墨付きです。
次にオススメなのが2D。「え?4DXやないん?」って人もいるかと思いますが、GotGは色合いが本当にカラフル!(この辺の話は前回しましたねw)なので3Dメガネで視界が暗くならない2Dも、なかなかに楽しめるので2回目行く人はぜひ2Dでどうでしょう!
最後に4DX。これは監督が動きを監修しているらしいんですが、個人的にはそもそも4DXがあまり好きにはなれないんですよね・・・。なんたって集中出来ない!アクションシーンだけ揺らしてくれたらいいのに、ちょっとした動作やカメラワークにも動きを加えているのは何か理由でもあるんでしょうかね・・・
4DXの動きって、観客が映画を観るうえで想像で補っていた「キャラクターの動き」を強制的に観客に押し付けていると思うんですよ。人それぞれ感性が違うのに、あんなに強制的に揺らすのはどうなんでしょうか・・・
と言いつつ、アクションシーン、特にラヴェジャーズの船でネビュラがガモーラを襲うシーンは本当に楽しめたんですけどねw

そして字幕と吹き替え。
MCUはかなり芸能人を声優起用するので、好き嫌いは別れそうですが、自分は”合っているなら”全然ありだと思うんですよ。(1番ハマっていたのは、アントマンでのブラマヨ小杉さんですw)
そして今作は、ロケットとマンティス(とグルート)が芸能人枠でしたが、どちらも"まずまず”な感じ。マンティスは結構元に近い感じですが、ロケットはかなり加藤浩次さん方向に変えられていますけど、あの掠れた声とロケットの見た目のギャップが個人的にはツボなので結構好きですw
ギャグのニュアンスも、どちらも良い!ところどころ違うところもありますが、どちらもちゃんと笑わせてくれるのでお好きなほうを観ていい映画だと思います。



と、上映方法の話はここまでにして、本編の内容に入っていきますよ!!



今回はキャラへの思い入れがかなり強いので、1人1人キャラを通して感想を書きたいと思います!

まずは勿論、スターロードことピータークイル
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一応設定ではガーディアンズのリーダーですが、リーダーとしての素質は皆無!でもそこが良い!!クリスプラット曰く「スターウォーズのハンソロとBTTFのマーティを合わせたキャラクター」というのは伊達じゃない!みんな大好きなキャラを合わせたら、そりゃあみんな好きになっちゃいますよ!
今回、クイルは実の父親エゴに会いますが、エゴとキャッチボールをするシーンの、まるで子供のような”楽しそう”な顔は忘れられない・・・。
しかも最後、ヨンドゥこそ自分の親父だと気づいたクイルは、ついに大人の顔になるんです。毛嫌いしていた相手こそ、愛すべき相手だったとわかった時にはもう手遅れ・・・自分は耐えられる気がしません・・・。

ロケット
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今作の主役はこいつですよ!!もちろん、話の軸はクイルですが、1番成長したのは絶対ロケットなんですよ。最初に電池を盗んだときは「やめとけってww」と思っていましたが、まさかその行動や言動こそ、彼の苦悩だったとは・・・
仲間のことを思っていても、なぜ無条件に大切に思ってしまうかはわからない、だからこそ行動や言動で仲間という未知数の存在を排除しようとしてしまうロケット。
そんな彼が、最後、ヨンドゥの死で涙を流す。ヨンドゥはロケットにとって恩師のような存在になっていたのかもしれません。

ベイビーグルート
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今作は、グルートを中心にガーディアンズは成り立っていましたね!反則なぐらい可愛いグルートは、本当に見ててにやけてしまうw前作では腕を切り落としたガモーラに怒っていましたが、今作はガモーラはもう完全にお母さんwロケットとクイルはお兄ちゃん、ドラックスは(ダメダメな)親父という感じでしょうかw
グルートの可愛い笑いの中で、1番好きなのはやっぱり帽子のくだりでしたwああいう何気ないやり取りをずっと見ていたいw
次回作でも、グルートの成長が楽しみすぎる!!

ガモーラ
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ガーディアンズのお姉さんですよねw馬鹿な弟たちをまとめるために常に気疲れしているような感じが最高すぎますw
そんなお姉さん的立ち位置のガモーラに、ネビュラが対峙した時、ガモーラはやっと、お姉さんとして彼女と接する。これこそ、ガーディアンズに入ったからこそ成しえたことですよね。
さらに今作では、クイルとの関係が甘酸っぱすぎる!!アプローチしまくるクイルに対して、弟(または子供)としか見ていないガモーラは素っ気ない態度をとる。多分内心も全くクイルには惚れていないんでしょうけど、そのもっと奥底の感情では”何か”が揺れ動いてる。そんな関係は、本当に観ててニヤニヤしてしまうw

ドラックス
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前作から1番性格が修正された感じがします。だけどそのおかげで、今作の笑いのMVPは彼に決定ですよ!!前作では語彙力がないだけでしたが、今作ではデリカシーさえない!!そんなにマンティス、醜くないだろ!ww

ヨンドゥ
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ヨンドゥ・・・・( ;∀;)ほとんどの人は、生まれてすぐに父親が誰か教えられ、その人に属して生きていく。だからこそ、こんなことは考えませんが、少年時代のクイルにとって彼は”誘拐犯”であり”異物”でしかない。劇中なんども出てくる”父親らしいこと”も、表面上のことしか知らないため、クイルは父親という存在がわからない。そしてヨンドゥもまた、奴隷として売られ、海賊として生きてきたため息子を愛し育てることが何かわからない。
一見、特殊な関係に見えますが、親父と息子の関係って、どんなに突き詰めても決まった定義ってないと思うんですよ。でもいつか、”育ててくれてありがとう”と感謝する時がくる。その時こそ”親子関係”の定義が成り立つ瞬間なんだと思う。
だからこそこのラストは、それこそスターウォーズが踏み込まなかったところにまで突き詰めた”親子関係”の1つの定義を見せつけた映画なんですよ!!

マンティス
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マンティス良いわぁ・・・wガーディアンズで彼女にしたいランキングとかあったら、絶対1位だと思う。(他の奴らが野蛮すぎるってのもあるけどねw)マンティスの底抜けな純粋さと好奇心は観てて愛らしい!(あと居乳( ゚Д゚)!)
次回作からも出てほしいけど、出るなら後方援護になるのかなぁ・・・

ネビュラ
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ガモーラのところでも語りましたが、彼女がこぼした「私がほしかったのは勝利じゃない!姉だったのに!!」の一言には、泣かされました・・・ガモーラとネビュラ、この2人はやっと、新の姉妹になれたんじゃないでしょうか(*´Д`)!