「ゴースト・イン・ザ・シェル」感想! ネタバレなし!

「ゴースト・イン・ザ・シェル」観てきました!
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注意!私は「攻殻機動隊」の原作、アニメなどの知識が全くありません。今回の感想では「全く知らない人が見てどう思うか」を楽しんで頂けると幸いです。



点数は70点!
まず世界観が良い!少しはき違えた日本描写×SFというどこかの映画で見たような世界観をしっかり現代に蘇らせていて惚れ惚れしてしまいました。


そして体のほとんどが機械の主人公ミアを演じるスカーレット・ヨハンソンの演技が良い!!最小限の動きしかしていないような会話や戦闘まで、機械っぽくて良かった!それ以外の役者さんもちゃんとキャラづけがはっきりしていて観ていて楽しいし、何よりビートたけしの「ただ者じゃない感」が良かった!

また戦闘シーンは華麗!!綺麗!!映画「LUCY」のときも思ったけど、感情をあまり出さないキビキビした、人間から離れたようなアクションがスカーレット・ヨハンソンは本当に上手いと思う。そして脇を固めるバトーがまたカッコいい!大塚明夫さんが拭き替えていたのもあってか、男が惚れてしまう系のカッコいい漢だった!!


ただビートたけしが話すシーンは聞き取りにくい・・・個人的に映画などに出てくるときにビートたけしさんは寡黙なキャラクターが向いてると思うんですよ。あまり喋らせると上記の「ただ者じゃない感」がどんどん薄れてしまうんですよね・・・
そしてラストの戦闘も、もう少しバトーとかトグサとか仲間も一緒に戦って良かったんじゃないだろうか。折角良いキャラが揃っているのに、なんで使わないんだ!

戦闘といえば、ミアは折角機械っていう設定があるし劇中でも眼は暗視などのモードも出来ると言っていたんだから、ステルスモード以外にも機械っぽいハイテクアクションをしてほしかった。熱探知で暗闇の敵も圧倒し、途中でバトーと共闘するシーンは眼を機械にしたバトーも同じように敵を圧倒して「慣れて来たな」的なセリフを言ってほしかった。。。(バトーに惚れすぎて変な方向に行ってしまいましたすいませんw)


ストーリーは中盤まではかなり面白かった!!謎解きものとしてのワクワクもちゃんと出ていたし、敵が誰だかわからなくなる展開も大好きなので良かったから満足!!
でも後半、謎が解明されてくるとドンドン安っぽくなってしまったのは気のせいでしょうか。。。「そらそうなるわなぁ・・・」の連続でどんでん返しが一切無くなってしまうんですよね。もう少しひねりが欲しかった・・・


総括すると、この映画はSFアクションとして無難に面白い!そんな映画でした。SFアクション好きで見るか迷っている人は是非映画館へ!!損はしない!!