「パッセンジャー」感想！”もしこんなエンディングだったら”という考察有り！見た人には是非読んでほしい！！

「パッセンジャー」2D字幕版を観てきました！！

途中までは直接的なネタバレは含みません。また、ネタバレには忠告をしています。まだ見ていない方は途中までお読みください。

点数は・・・65点・・・

クリスプラット主演！ってだけでもう見にいく人も多いはずだし、自分もその1人でした。しかし！この映画のクリスプラットは「なんか違う・・・」という印象・・・。もちろん持前のコメディユーモアも炸裂してるんですが、あまりに少ない！

そしてこの映画、皆さんよく言っていますが脚本が・・・。なんだろう、”痒いところに手が届かない”感じなんですよね。クリスプラットが孤独に押しつぶされそうになり宇宙服と手をつなごうとしたり、自殺しようとしたり、こういう細かい演出はかなり良い！んですが、どれもこれも短い！なんでこんな淡々と話が進んじゃうんだ・・・。

劇中、ジム(クリスプラット)のある行動がきっかけで2人がケンカする展開があるんですが、この理由は見た人ならわかるはず、ジムが一生かかっても償えないほどのことなんですよ。なのにこの映画、その件に関してオーロラは話の流れで許し、ジムに惚れ直すんですよ・・・。もっと引っ張ろうよこの話！この話こそがこの映画の醍醐味なのに、なんで最後だけ普通のSF映画をしちゃうんだ！！

それにこのジムの行為がオーロラにバレてしまう展開も、バーテンが言っちゃうというなんとも淡々とした展開・・・。せっかくジムがある説明書をタンスの中に隠したんだから、それを見つけて怪しみつつ2人で生活するみたいな「やばいやばいバレるバレる！！」という胃がキリキリするような展開になったのに！！

総括するとこの映画、良いところはかなりあるのに、それが光ってないという感じなんですよね。これから見に行こうと思っている方は、こういう細かい美点に注目してみてください！

ちなみにこの映画、大体の人は見てる最中にエンディングが解ってしまうと思うんですよね・・・

なのでここで私は、「もしこういうエンディングなら良いぞこの映画！」というエンディングを考えたので、この映画を見た人は是非聞いてください！！！

ここからはネタバレを含みます！！！

ジムの決死の行動によりなんとか宇宙船の危機は免れたが、ジムは宇宙空間に投げ出され、息絶えてしまう。

ジムに感謝しつつも、それでもオーロラはジムを許し切れなかった。そんな中、オーロラ1人の生活が始まる。ここでオーロラはかつてジムがしていたように”楽しく”生活を演じるが段々とそれも限界に・・・

そんなある日、オーロラはタンスにしまってあったジムの冬眠ベッドの説明書を見つける。そしてオーロラもまた、ある禁忌を思いついてしまう。それはかつて2人で寝ている人をクイズで言い当てていたときに見つけた、助産師の彼女を起こすという事だった。

ジムのように葛藤するオーロラだが、最後には冬眠ベッドの説明書を持ち出してしまう・・・。

どうでしょう！！このエンディング！！このエンディングについての感想を当ブログ、またはTwitterで書いてくれると嬉しいです・・・。