「イントゥ・ザ・ストーム」感想!

「イントゥ・ザ・ストーム」
予告:https://www.youtube.com/watch?v=5wHiPspA2uw
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点数は70点!
「災害パニックものって、こういう感じでしょ?」というなんとなくの前提をしっかりクリアしてくている映画だった!
炎を纏った竜巻(火災旋風というらしい!)や巨大すぎる竜巻、竜巻に巻き込まれた人物の映像など、迫力ある映像を見せてくれるので、凄まじい映像もしっかり描けているから、災害パニック映画としてちゃんとクリアしてるし、映画だからこそこういう「映像で見せる面白さ」が描けているのは本当にうれしいし、楽しい!!
そして人間同士の話も、変に捻くれた話にしないで王道にすることで、映像はグチャグチャになっていても話はわかりやすいので安心して見れるので良い!
特に良いのは竜巻を追いかける「ストームチェイサー」たち!!竜巻撮影専用の装甲車「タイタス」が良い!デザイン最高!!だけど・・・・その「タイタス」周りの話がなんか冷めちゃうんですよね・・・。
「タイタス」の定員ってそんなに少ないの!?みんな一緒に乗ればいいじゃん!!なんで別れて乗るんだよ!!それにあの飛ばされないようにする杭、あれが自分にはそんなに「飛ばされないぜ!!」という力強さが感じられなかった・・・そしてラストのワイヤーを向こう側のトラックに引っ掛けることで耐えるって展開、あれみんなを守ろうとしての行動だけど、結局「タイタス」が飛ばされたらワイヤーに引っ張られてあのトンネルも崩壊しない??(学校のシェルターは危険でトンネルがなんで安全と思ったのかもよくわからんけど。。。)劇中ではワイヤーの機材自体が分離してしまったから良かったけど、そんな偶然頼りの対処法ある?


とまた文句ばかり言ってしまいましたが、この映画、1番の美点は国旗が大きく揺れる→椅子が倒れる→木が飛ばされるガラスが割れる→ロッカーの扉が開く→停電する→竜巻!!のように「小さい出来事→大きい出来事」の過程が順序よく起こっていて、見てて「やばい・・・?やばそう・・・やばいか?・・・ヤバイヤバイヤバイ!!!」とガンガン気持ちが上がる演出になっていたのは本当に良かった!
映画館で見ればよかったと後悔するタイプの映画だった!!!再上映して欲しい!!