「エンドオブウォッチ」感想!大きなネタバレはないです。

エンド・オブ・ウォッチ
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点数は90点!!
バディものが大好きな自分にとってこの映画、良い。良い!!!毒舌でお互いを貶しつつも、絶対の信頼をおいているという”バディ感”がもう惚れ惚れするほど良かった。もっと2人を見ていたい!と思うほど、2人が幸せになるシーンはどこか不安に駆られてしまうという矛盾に陥ってしまうほど2人に引き込まれました・・・wだからこそ、ラストは大泣きでした・・・

見始めたとき、この映画は「警官が不正をする」系映画だと思っていたんですよ。だってあのOP曲ですよ!?こんなノリノリに軽口叩きながら犯人を逮捕する警官なんて、「あ、これは絶対なんか犯人と取引するな」と思っちゃいますよ!!よくあるじゃないですか、汚職警官ものって。そういう映画も大好きなので見終わった私は後悔しました・・・ただ、その後悔はジャンルが違うかったというガッカリ感ではなく、「こんなに正義を貫く映画を、そんな風に見てしまった自分」に後悔したのです・・・!それ程のこの映画、当然のように正義を貫いてくれる痛快な映画でもあるんです。
この映画はよくある警官もののような犯罪の真相を捜査するような映画ではなく、現場で犯人を追いかけたり市民を助けたりと警官としての”最前線”を描いているんですが、そこで出会う暴力の描写がエグイ・・・死体であったり目にナイフが刺さっていたり顔が変形するほど殴られていたり・・・このエグさ、グロさが繰り広げられる”最前線”にいる2人は、それでも自分達ができる方法で正義を貫いている。この2人を見ていると、こっちも警官のバッチが誇らしくなってしまいました。もうゲームなんかで簡単に警官を殺せる気がしません・・・w

確かにこの映画、1本の映画として大きなストーリーを追いかけるのではなく、多くの事件をこなす2人を描いているので嫌いな人もいるかもしれない。ただこの描き方こそが、”最前線のリアル”を象徴しているように感じ、自分はとても好意的に見れました。

最後に、ヒロインのジャネット可愛すぎやろ!!
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