映画「アサシンクリード」感想! 多少のネタバレ有(オチは書いていないです)

映画「アサシンクリード」をIMAX3Dで観てきました!!



あらすじ:ある日、カルが帰宅すると父親が母親を殺害する現場に遭遇してしまう。父親はカルに「早く逃げろ」と伝え、カルは家から逃走し、なんとか難を逃れる。
それから30年後(?)、カルは死刑囚として監禁されていた。
カルの死刑執行当日、眼が覚めるとある組織にカルは軟禁されていた。そこでは、遺伝子を読み取ることで過去の先祖の行動を蘇らせることができるという。カルの先祖がアサシンであり、禁断の果実を最後に所持した者だという。禁断の果実を探すため、カルのアサシンとしての記憶が蘇る…。


点数は60点!

ゲームのアサシンクリードといえば、私はパルクールアクションを思い浮かべます。そう、パルクールアクションの美しさこそがこの映画が「アサシンクリード」であるかないかを決めると言っても過言じゃないと私は思います。

劇中のパルクールアクション、特にチェイスシーンは本当にかっこいいいいい!!!!美しく滑らかに縦横無尽に動き回るアサシンは見てて爽快でした!!

イーグルダイブのシーンや古代スペインの全景のシーンの美しさは、目を見張るものがあった。
IMAXで見て良かった!!


(ここからは、映画が最高だった人は観ないほうが良いかも・・・)


しかし、アクションシーンはかっこいいけど・・・カメラが動きすぎて、何をしていて何が起こっているのかがわかりづらい。アサシンらしく「素早いアクション」を再現するためだろうけど、映画として見ると見づらいと感じてしまった・・・。しかも1番の見せ場(イーグルダイブからの藁のような)は、カルの方の絵になってしまって、しっかり見せてくれない。アサシン側の場面でいちいちカルに絵が映る必要はあったのだろうか。

ストーリーも、ゲームをやっているのが前提であるように説明不足。自分は「テンプル騎士団とアサシン教団」が何を目指しているかぐらいは知っていたので楽しめましたが、それも知らない人は楽しめないかも・・・。
そして何より、キャラクターに感情移入させる気はほとんどないように思えた。現代のカルはあまり喋らず、それに生活感のないシーンしか写されない(ご飯を食べてるシーンぐらいはあったけど・・・)から人間味が薄く、アサシン側のアギラールの記憶は断片的にしか明かされないため、あまりキャラクターとして立っていなかった・・・。
全体的にこの映画、「本編と関係ないセリフ」が少なすぎる!!



酷評気味でしたが、この映画が嫌いなわけでは決してありません。というより好きです!!
ゲーム「アサシンクリード」の世界観が好き、または「アサシン」がカッコイイと感じる人は見て損はないと思います!